2007年 02月 25日
ロシアンクラシカルバレエシアター |
今週は地元オックスフォードの劇場、New TheatreにRussian Clasical Ballet Theatreというカンパニーが来て「白鳥の湖」と「コッペリア」の二作品を合計8公演上演しました。
聞いたことのないロシアの中小のバレエ団は時々英国内をツアーしているので、これはどこのカンパニーだろう?と思っていましたが、このツアーのためにロシアからダンサーを集めて作ったバレエ団でした。
私は水曜のマチネの「白鳥の湖」と土曜の夜の「コッペリア」を見ました。どちらもオーケストラ演奏付きです。値段も特にマチネは一番いい席でも£18.5でかなりお得な感じです。客席はたくさんのお年寄りと子ども達で埋まっています。なんともローカルな雰囲気です。
そして、このバレエ団の印象は、両作品を通じて、なんともいえない、ゆる~~い雰囲気。ダンサーはロシアスタイルの踊りで、難しい踊りをばんばん、ほとんどミスもなく踊っているのですが、なんとなく舞台全体に妙にリラックスしずぎた感じがただよっています。
特に水曜のマチネは群舞のダンサー達がまだ調子が出ないのか、「お仕事だからこの振り付けを踊っています」という感じで、よく見るとそれぞれのやる気というか、気持ちの入り方がダンサーによってバラバラのようです。
それでも、進むにつれて主役やソリストが派手に踊り、舞台を盛り上げ物語を説得力あるものにしていました。
それにしても、群舞の雰囲気がこれほどまでにはっきりと舞台全体に影響するということに気がついたのはこれが初めてかもしれません。今まで見たどのバレエもおもてに出過ぎないけれど、きっと群舞がきっちりと舞台を支えていたのだと思います。
今回見たこのカンパニーは、まだ作られて日が浅く、その上一週間に8公演も踊り、多分主役以外の全員が一作品で2~3の役を交代なしで踊っているのだと思います。ツアー中はそんな毎日の繰り返しです。
そんな中で一つ一つの舞台をただの習慣的な繰り返しではなく、二度とない一瞬として踊り続けるのは、並大抵のことではないのだろうと思いをめぐらせました。
聞いたことのないロシアの中小のバレエ団は時々英国内をツアーしているので、これはどこのカンパニーだろう?と思っていましたが、このツアーのためにロシアからダンサーを集めて作ったバレエ団でした。
私は水曜のマチネの「白鳥の湖」と土曜の夜の「コッペリア」を見ました。どちらもオーケストラ演奏付きです。値段も特にマチネは一番いい席でも£18.5でかなりお得な感じです。客席はたくさんのお年寄りと子ども達で埋まっています。なんともローカルな雰囲気です。
そして、このバレエ団の印象は、両作品を通じて、なんともいえない、ゆる~~い雰囲気。ダンサーはロシアスタイルの踊りで、難しい踊りをばんばん、ほとんどミスもなく踊っているのですが、なんとなく舞台全体に妙にリラックスしずぎた感じがただよっています。
特に水曜のマチネは群舞のダンサー達がまだ調子が出ないのか、「お仕事だからこの振り付けを踊っています」という感じで、よく見るとそれぞれのやる気というか、気持ちの入り方がダンサーによってバラバラのようです。
それでも、進むにつれて主役やソリストが派手に踊り、舞台を盛り上げ物語を説得力あるものにしていました。
それにしても、群舞の雰囲気がこれほどまでにはっきりと舞台全体に影響するということに気がついたのはこれが初めてかもしれません。今まで見たどのバレエもおもてに出過ぎないけれど、きっと群舞がきっちりと舞台を支えていたのだと思います。
今回見たこのカンパニーは、まだ作られて日が浅く、その上一週間に8公演も踊り、多分主役以外の全員が一作品で2~3の役を交代なしで踊っているのだと思います。ツアー中はそんな毎日の繰り返しです。
そんな中で一つ一つの舞台をただの習慣的な繰り返しではなく、二度とない一瞬として踊り続けるのは、並大抵のことではないのだろうと思いをめぐらせました。
by ericolex2323
| 2007-02-25 18:22
| バレエ・ダンス