2008年 07月 06日
プロフェッショナルであるということ |
ふとした時に、繰り返し浮かぶ疑問があります。何年もの間、去っては戻ってくる疑問です。
自分への問いかけでもあるこれは「プロフェッショナルとは?プロであるということはどういうことなのか?」です。
私の場合は今のところ、社会的に一番代表的なのはアレクサンダーテクニックの教師としてです。
考えられる一番単純なのは、これによって生活する収入を得られること。これは現実的にはとても大切な事だと思います。でも、これがプロフェッショナルであるということだとは言えないと思っています。
正直言って、お金を稼いでいるから、名前が知られているからプロの良い教師だとも思いません。
私のレッスンにお金と時間をかけてもらうからには、そのときの自分に出来る限りの質の高いものを提供したい、そうありたいとは願っていますが、正直言って自分も相手も毎日を生きている人間なので、なんとも判断し難く、ムラが出てしまうというのが実情です。
じゃあ、今の自分に想像しうるプロっていうのはどういうことかなあ・・と考えているときに思ったのが、
「一瞬に存在する完璧を求めることが出来て、次の瞬間にその完璧を捨て去ることができること。そしてそれを持続する持久力をもっていること」
「完璧」というと引いてしまったり、完璧主義の硬いイメージを浮かべるかもしれませんが、私はその瞬間、瞬間の完璧というのが存在し、それを求めていくことに夢をもっていたいのです。
「ほどほどよい。悪くはない。」がいいのよ。と言い続ける教師に「そんなの夢がなくてつまらない」と反旗を翻したこともあるほどです。「自分がそつなく出来ること」をくりかえしているのでは、自分の知らないところへはたどり着けないのだと思っています。
もちろん、人に対して無理矢理それを押しつけたり、厳しくするのは全く方向違いです。それは昨日の完璧にしがみついているのと同じ事ですから・・
さらに先を目指す気持ちを持ち続けることが出来なくなって、興味を失ったら仕事としてのアレクサンダーテクニックを辞める時だなあと思っています。
気持ちがぼんやりしたり、わからなくなったり、やっていることに違和感を感じたり、疲れちゃったと感じたときはお休みを取ったり、ふわっと少し持ち場を離れたりしています。
それなのに、離れたときにこそ、ATと自分自身との距離の無さを最も感じるというのが今までの経験です。そんな時はけっこう複雑な心境になります。
そんなことしている事自体が、プロじゃないよ!って気もしますが、どうにもならない私の性分のようです。
自分への問いかけでもあるこれは「プロフェッショナルとは?プロであるということはどういうことなのか?」です。
私の場合は今のところ、社会的に一番代表的なのはアレクサンダーテクニックの教師としてです。
考えられる一番単純なのは、これによって生活する収入を得られること。これは現実的にはとても大切な事だと思います。でも、これがプロフェッショナルであるということだとは言えないと思っています。
正直言って、お金を稼いでいるから、名前が知られているからプロの良い教師だとも思いません。
私のレッスンにお金と時間をかけてもらうからには、そのときの自分に出来る限りの質の高いものを提供したい、そうありたいとは願っていますが、正直言って自分も相手も毎日を生きている人間なので、なんとも判断し難く、ムラが出てしまうというのが実情です。
じゃあ、今の自分に想像しうるプロっていうのはどういうことかなあ・・と考えているときに思ったのが、
「一瞬に存在する完璧を求めることが出来て、次の瞬間にその完璧を捨て去ることができること。そしてそれを持続する持久力をもっていること」
「完璧」というと引いてしまったり、完璧主義の硬いイメージを浮かべるかもしれませんが、私はその瞬間、瞬間の完璧というのが存在し、それを求めていくことに夢をもっていたいのです。
「ほどほどよい。悪くはない。」がいいのよ。と言い続ける教師に「そんなの夢がなくてつまらない」と反旗を翻したこともあるほどです。「自分がそつなく出来ること」をくりかえしているのでは、自分の知らないところへはたどり着けないのだと思っています。
もちろん、人に対して無理矢理それを押しつけたり、厳しくするのは全く方向違いです。それは昨日の完璧にしがみついているのと同じ事ですから・・
さらに先を目指す気持ちを持ち続けることが出来なくなって、興味を失ったら仕事としてのアレクサンダーテクニックを辞める時だなあと思っています。
気持ちがぼんやりしたり、わからなくなったり、やっていることに違和感を感じたり、疲れちゃったと感じたときはお休みを取ったり、ふわっと少し持ち場を離れたりしています。
それなのに、離れたときにこそ、ATと自分自身との距離の無さを最も感じるというのが今までの経験です。そんな時はけっこう複雑な心境になります。
そんなことしている事自体が、プロじゃないよ!って気もしますが、どうにもならない私の性分のようです。
by ericolex2323
| 2008-07-06 00:14
| アレクサンダー・テクニック