2007年 05月 23日
エリザベスのATレッスン・6 |
今週のエリザベスのATレッスンは、バレエクラスの前ではなく、予定のない一日の夕方にしました。
いつもと変わらず、チェアワークとテーブルワーク。「同じやつを」というとこの一番基本的な組み合わせのことだとお互いに分かっています。(行きつけの店で注文するみたいですね)
今日はなんとなく、成り行きでテーブルワークが先に。バレエのクラスの事などを延々話ながら、少々長めのテーブルワークです。
週に一度レッスンを受けることによって、自分のからだがどんどん変わっていくのをこの一週間で、ずいぶんと実感しています。
そして、私にとって一番大切な変化は、何かを上手くできるようになることよりも、自分が見ているもの、聞いているものなどが変わっていくということです。自分にとらえられるもの、見え方が違っていくのかもしれません。
その変化こそが、くりかえされる日常のなかで、途切れることのない好奇心や興味、先に進む意欲などを引き起こしてくれるのではないかと思っています。
何かに惹かれて、先に進みたいという気持ちが湧いてこなければ、なまけものの私は、「日常生活で困ることもないんだから、今のままでいいじゃない」と言い訳して、そんな毎日が、それほど自分にとって魅力的ではない日々だとうっすら感じつつも、ぼ~っとテレビでも見ながら何日でも過ごしてしまうのです。
自分が見ているものは、私自身をつくっている全てと言ってもよいのではないかと思うぐらいです。
レッスンの様子に戻りますが、今日は特にチェアワークの時(と言っても座ったのは一回だけでした。)エリザベスの手が伝えてくること(動き)をじっくり聞いてみようと思いました。
トレーニングコースで三年間、毎朝そうしていたように。やわらかく、圧力を全く感じないエリザベスの手は、私をどこに連れて行ってくれるのか。動きを予想したり、頭や背中のことをあれこれ思うことすら止めて、できるだけエリザベスの手にまかせて動きます。
自分の動きをあきらめてしまうこのやり方は、たとえどんなに慣れ親しんだ相手であっても、やろうと思って上手くいくものではありません。自然にまかせられる気持ちがわき上がってくる時に、相手の手から「聞く」ということができるのではないでしょうか。
今日は、自分が上手くできたとか、良い状態だったとかなどの観察はあまり自分にとって興味のあるものではなかったようです。
でも、とても充実した、大切な時間をすごしました。このような状態になったときに、初めてアレクサンダー・テクニックを学び始めることができるのだと私は思っています。
PS:今日は、日本で活躍している同業者のかわかみ氏が送ってくれたダンス雑誌、’DDD’のAT体験レッスンの様子をエリザベスと見ました。他の教師の教える様子を見るのは、写真とはいえなかなか興味深いですね。
いつもと変わらず、チェアワークとテーブルワーク。「同じやつを」というとこの一番基本的な組み合わせのことだとお互いに分かっています。(行きつけの店で注文するみたいですね)
今日はなんとなく、成り行きでテーブルワークが先に。バレエのクラスの事などを延々話ながら、少々長めのテーブルワークです。
週に一度レッスンを受けることによって、自分のからだがどんどん変わっていくのをこの一週間で、ずいぶんと実感しています。
そして、私にとって一番大切な変化は、何かを上手くできるようになることよりも、自分が見ているもの、聞いているものなどが変わっていくということです。自分にとらえられるもの、見え方が違っていくのかもしれません。
その変化こそが、くりかえされる日常のなかで、途切れることのない好奇心や興味、先に進む意欲などを引き起こしてくれるのではないかと思っています。
何かに惹かれて、先に進みたいという気持ちが湧いてこなければ、なまけものの私は、「日常生活で困ることもないんだから、今のままでいいじゃない」と言い訳して、そんな毎日が、それほど自分にとって魅力的ではない日々だとうっすら感じつつも、ぼ~っとテレビでも見ながら何日でも過ごしてしまうのです。
自分が見ているものは、私自身をつくっている全てと言ってもよいのではないかと思うぐらいです。
レッスンの様子に戻りますが、今日は特にチェアワークの時(と言っても座ったのは一回だけでした。)エリザベスの手が伝えてくること(動き)をじっくり聞いてみようと思いました。
トレーニングコースで三年間、毎朝そうしていたように。やわらかく、圧力を全く感じないエリザベスの手は、私をどこに連れて行ってくれるのか。動きを予想したり、頭や背中のことをあれこれ思うことすら止めて、できるだけエリザベスの手にまかせて動きます。
自分の動きをあきらめてしまうこのやり方は、たとえどんなに慣れ親しんだ相手であっても、やろうと思って上手くいくものではありません。自然にまかせられる気持ちがわき上がってくる時に、相手の手から「聞く」ということができるのではないでしょうか。
今日は、自分が上手くできたとか、良い状態だったとかなどの観察はあまり自分にとって興味のあるものではなかったようです。
でも、とても充実した、大切な時間をすごしました。このような状態になったときに、初めてアレクサンダー・テクニックを学び始めることができるのだと私は思っています。
PS:今日は、日本で活躍している同業者のかわかみ氏が送ってくれたダンス雑誌、’DDD’のAT体験レッスンの様子をエリザベスと見ました。他の教師の教える様子を見るのは、写真とはいえなかなか興味深いですね。
by ericolex2323
| 2007-05-23 18:59
| エリザベス